熊本ジャズライブガイド
-曲解説-

No Problem
◆Duke Jordan作曲。
マイルス・デイビスがその自伝で、けちょんけちょんに貶している「アホのデューク」ですが(笑)、 僕のような凡人から見れば、素晴らしいコンポーザーです。
ただこの曲は「著作権というもののややこしさ」についての教科書的な役割も果たしていて、 詳しいことはそれこそややこしいので省きますが、 長いことこの曲をデュークは公式に自分の曲として発表することができませんでした。
ビジネスのプロでもあったマイルスには、そんなデュークの姿が、間抜けに見えたのかもしれませんね。

おすすめの1枚:"Les Liaisons Dangereuses" Art Blakey & The Jazz Messengers [Fontana]
一覧へ戻る

TOPへ戻る